20 10 2016
本日で最後となるアナクサゴラスは、アルケーの複数性を基に、その数がエンペドレクスの定義する4つの元素に限定される必要はないを考えました。彼は空気をアルケーとみなしたアナクシメネスの説を踏まえた上で、世界に「無数に存在す […]
14 10 2016
アナクサゴラスは紀元前に自然哲学者として、隕石を観察して太陽が燃え盛る巨大な石である、という進歩的な天体説を唱えました。ですが、この説は太陽の神に対する不敬罪に問われ、神を信じていないという理由で欠席裁判で死刑を宣告さ […]
9 10 2016
本日から原子論への道を開いた古典哲学の自然哲学者アナクサゴラスを紹介します。生没年は紀元前500年から紀元前428年頃、小アジアのイオニアのクラゾメナイ、今のトルコに生まれ、後にアテナイに移り住み、自然学者として活躍し […]
1 10 2016
さて、本日で最後となるデモクリトスですが、彼は前回の記事で「アトム」について主張をしました。これによりデモクリトスの師匠であるレウキッポスが説いた、すべてのアトムの運動と連結により構成されるという「原子論」を完成させる […]
25 09 2016
さて、哲学者であり「原子論の祖」と呼ばれたデモクリトスは、アトムを万物における究極の構成単位であると規定して、アルケーを求める問いに解答を出した人物として哲学史に名を残しています。彼は自らの倫理学で日常のしがらみや超常 […]
18 09 2016
本日から紹介する哲学者はエピクロスの記事で二度ほど名前が出た「デモクリトス」です、生没年は紀元前460年頃から紀元前370年頃まで、ギリシアの北方にあたるトラキア地方のアブデラ出身の自然哲学者です。また、大の旅行好きだ […]
10 09 2016
本日で最後となるエンペドクレスは、万物は4つの物から出来ており、これが結合して、4つに分かれ、再び完全な結合状態になると説きました。そこから、世界は4つの時期に分かれながら永久に反復しているものであり、物質から薄い元素 […]
4 09 2016
「弁術論の祖」と称されたエンペドクレスの哲学では、プログでも紹介したパルメニデスの議論を基に、感情世界の多様化と変化を説明しようと試みた人々を「多元論者」と呼びますが、エンペドクレスは代表的な人物の一人なのです。彼はパ […]
28 08 2016
本日から紹介する哲学者「エンペドクレス」は多元論者と呼ばれた「弁論術の祖」と称される天才でした。生没年は紀元前490年頃から紀元前430年頃まで、生まれはシチリア島のアクラガス(現在のイタリア、アグリジェント)の出身で […]
19 08 2016
さて、本日で最後となる哲学者ゴルギアスですが、彼の哲学なゼノンの理論を駆使して「何ものも存在しないということ」また「存在したとしても我々はそれを知る術がないこと」そして「仮に知ることが出来ても、我々の知識を人に伝えるこ […]