哲学カフェ

哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。

4月, 2015

イマヌエル・カントについて その8

 カントを代表する「批判哲学」ですが、彼は「理性」を批判するにあたって、初心者でも分かる概念を考えました。それが「素質としての形而上学」です、文字だけ読むと初心者には分からないと思われるでしょうが、この「形而上学」とは先 […]

イマヌエル・カントについて その7

 前回の記事で大まかな内容を説明した「純粋理性批判」ですが、あれだけでは大まかすぎるので、更に細かく紹介していきます。まず、この「純粋理性批判」は今まで人が持つ認識能力で最上級とされ、無条件に前提となって「真理」や「善」 […]

イマヌエル・カントについて その6

 前回の記事から、カントの哲学について触れていますが、その中で書いた「批判哲学」が印象的になったのは「純粋理性批判」によります。また、1768年頃から17890年に「純粋理性批判」以降の三批判書を含む書籍を出版した「批判 […]

イマヌエル・カントについて その5

 本日まで哲学者カントが職業哲学者になるまで、を紹介しました。そして、本日からカントの「思想」になります、彼は思想は三つの「批判」の時期に分けられており、この事から彼の哲学は「批判哲学」と呼ばれています。一度目は代表作「 […]