哲学カフェ

哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。

11月, 2016

トマス・アクィナスについて その6

 神学の教授として、哲学者として私達には馴染みが薄いアヴィケンナやヴェロエス、アビケブロン、マイモニデス等の多くのアラブやユダヤの哲学者達の著作を読んで、研究をして、そこからアクィナスはアリストテレスの存在論を受け継ぎつ […]

トマス・アクィナスについて その5

 ある日のミサで神秘的な体験をしたという理由で執筆活動の一切を辞めてしまったアクィナスですが、その哲学は現在まで伝えられています。彼の業績において最大とされるのは、キリスト教の思想とアリストテレスの哲学を両立させた事です […]

トマス・アクィナスについて その4

 残された記録によると、アクィナスは人に強い印象を与えた人物だったそうです。人柄がよく、記憶力もよく、研究に没頭すると非常に集中して、そこから語られる論理は分かりやすくて正確だったそうです。更に、神学部教授やドミニコ会の […]

トマス・アクィナスについて その3

 トマス・アクィナスは、揺るがない決心と優秀な頭脳により、入会した「ドミニコ会」の総会に34歳で出席しました。そんな彼は、とても観念的な価値観を持っていたとそうです。同じ時代の人々と同じ様に良い物と悪い物を明確に分ける見 […]