哲学カフェ

哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。

5月, 2014

ピタゴラス その2

 前回の記事ではピタゴラスが発見した「数式」や「音階」を紹介しました。そんなピタゴラスは紀元前580年から560年頃のギリシアで生まれ、南イタリアを旅した後に40歳で多くの弟子を得たそうです。そんなピタゴラスの思想は「物 […]

ピタゴラスについて その1

 今回から紹介する「ピタゴラス」ですが、この名前を聞いて色々な物がドミノの様に連動して簡単な事をする大掛かりな仕組みを連想した方も居るかもしれません。ですが、ここで紹介するのは哲学者の「ピタゴラス」です。彼の哲学は前に紹 […]

タレスについて その3

 アリストテレスが「哲学の創始者」として書籍に紹介した「タレス」ですが、あまりに古い人物なので詳細な資料は残っていないそうです。ですが、先のアリストテレスの他にもプラトン等が逸話を残しているそうです。曰く、周囲が結婚を勧 […]

タレスについて その2

 前回の記事で紹介したタレスですが、彼の考えた哲学はソクラテスが書籍で記した他は資料が残っていないそうです。そんな数少ない中でハッキリしているのは、タレスは「万物の「根源」を「水」と考え、この世に存在する全ては水で生成さ […]

タレスについて その1

 前回の記事でアリストテレスが書籍の中で「哲学の創始者」として書いたのが、本日より紹介する「タレス」です。彼は紀元前620年代にミレトス、現在のトルコに生まれました。裕福な生まれだった彼は若い頃には政治活動をしており、そ […]