哲学カフェ

哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。

11月, 2017

ジョージ・バークリーについて その4

 さて、本日で最後となるジョージ・バークリーですが、彼の思想で重要視されたのは「知覚」です。彼は著作の中で、机を例えに使っています、彼の哲学では、知覚するものは存在している。つまり、自分の心も体も、知覚しているなら存在す […]

ジョージ・バークリーについて その3

 さて、ジョン・ロックの提唱する思想に新たな解釈を加え、新たな「観念」を説いたバークリーですが、彼は「印象」についても独自の理論を説いています。バークリーは「想像」が精神による故意的な創造物であるのに対し、月や山に対する […]

ジョージ・バークリーについて その2

 二回目となる本日はジョージ・バークリーが説いた哲学について紹介します、そもそも聖職者として生涯を過ごした彼が、哲学者として名を残す要因となったのは、このブログでも紹介した「ジョン・ロック」が関係しています。まず、バーク […]

ジョージ・バークリーについて その1

 本日から紹介する哲学者ジョージ・バークリーは哲学者と書きましたが、その生涯を聖職者として過ごした人物です。そんな彼が哲学者として名を連ねたのは、彼が「神の栄光」の為に哲学を追求した18世紀イギリスの主観的観念論の典型的 […]