哲学カフェ

哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。

6月, 2018

カール・ハインリヒ・マルクスについて その1

 本日から紹介するのは、20世紀最大の思想家で科学的社会主義の祖と呼ばれるカール・ハインリヒ・マルクス氏です。ですが、彼は哲学者と思想家、経済学者の他に革命家という事で世に名を残しています。生まれはドイツの古都トリールで […]

アダム・スミスについて その4

 本日で最後となるアダム・スミスは、利己心を社会全体の繁栄のために不可欠な要素であると説き、私利私欲の追求は公益につながり、国家は経済活動への干渉を最小限に抑える“小さな政府”、“安価な政府”とする「夜警国家論」を主張し […]

アダム・スミスについて その3

 当時の時代背景とブログでも紹介した哲学者ヒュームとの親交、また道徳哲学に関しても自然法思想やスコットランド啓蒙の中心人物であった哲学者から教えを受け、スミスは自身の思想に大きな影響を受けました。そんなスミスが唱えた思想 […]