哲学カフェ

哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。

5月, 2016

ヘラクレイトスについて その1

 前回まで紹介していた哲学者アナクシメネスは現存する資料が少ない故に謎多き人でした、そんな謎繋がりで、今回から紹介するのはヘラクレイトスです。生没年はハッキリせず、紀元前540年頃から紀元前480年頃とされています、それ […]

アナクシメネスについて その3

 今回の記事で最後となりますが、謎多き人物のアナクシメネスが提唱した「万物の根源は空気である」という考えは、それまで定義されていなかった万物の生成に消滅の関係、この説は魂も空気から構成いるとする点では、人間もこの原理に関 […]

アナクシメネスについて その2

 さて、前回から紹介しているアナクシメネスですが、彼が師の教えから考え出したのは「感覚的に経験できる”空気”こそが、万物の根源である」です。タレスが「万物は水」だと唱えたのに対し、アナクシメネスは […]

アナクシメネスについて その1

 週末も終わりを迎え、明日から連休明けの人もいるでしょう、気持ちを切り替えて新しい空気や、連休前の空気に戻る人もいるでしょう。そんな本日から紹介する哲学者は「万物の根源は空気である」と説いた謎多き賢人アナクシメネスです、 […]