哲学カフェ

哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。

1月, 2018

バールーフ・スピノザについて その1

 本日から紹介する哲学者は前回まで紹介したライプニッツや、このブログで紹介したルネ・デカルトと並ぶ「合理主義哲学」を代表する人物です。両親はポルトガル出身のユダヤ人でしたが、宗教的な理由から害されるのを逃れる為にオランダ […]

ゴットフリート・ライプニッツについて その4

 さて、本日で最後となるライプニッツですが、そもそも彼が唱えた「モナド」とは物事を構成する独自の要素だけでなく、自分の信じるところでは、この宇宙のすべては単純な実体、すなわちモナド、もしくはその集合体から成り立っている。 […]

ゴットフリート・ライプニッツについて その3

 さて、本日から彼の思想について紹介していきます、前回の記事で少し触れましたが、彼の哲学に欠かせないのは「モナド(単子)」です。調べた所、詳しく書くと彼の「思想」は非常に難しいらしく、ここでは「モナド(単子)」を中心に、 […]

ゴットフリート・ライプニッツについて その2

 子供の頃から哲学を学び、地元の大学では高い評価を得られなかったライプニッツですが、多岐に渡る努力は認められ、科学アカデミーの創設と初代学長になりました。また、尽力してくれたハノーファー選帝侯の王妃ゾフィーはライプニッツ […]

ゴットフリート・ライプニッツについて その1

 本日から紹介するのは、ドイツの哲学者ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツです。1646年頃にライプツィヒ大学の哲学教授だった父の元に生まれ、その父から哲学の教えを受け、6歳の時に父が病で世を去った後も彼は哲学の道 […]