6月, 2013
28 06 2013
「差異は、ひとがその差異を同一的なものに従属させ続けるかぎりでしか、否定的なものを巻き込むことがないし、矛盾へと運ばれてしまうことがないからである」 さて、これはいったい何の事を述べているのでしょうか。思うに、差異と言う […]
26 06 2013
そして、ドゥルーズは、この『差異と反復』で語られる主題には四つあり、それを一つづつ上げています。 (1)ハイデガーが、存在論的《差異》の哲学をますます強く定位していること (2)構造主義の活動が、或る共存の空間における差 […]
21 06 2013
哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。 ジル・ドゥルーズ『差異と反復』の読解 一 まず、最初にジル・ドゥルーズの『差異と反復』を取り […]