哲学カフェ

哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。

6月, 2015

イマヌエル・カントについて その17

 さて、六月も終わりに近づく本日ですが、カントの話も終わりに近づいています。今まで紹介した哲学の他に、本日はカントに関する逸話を紹介していきます。まず、カントは何度も同じ手順で繰り返す事を好む性格だったそうで、起床する時 […]

イマヌエル・カントについて その16

 前回の記事でカントの「純粋理性批判」について、また「理性」に関する事も紹介しましたが、これには続きがあります。カントは更に別の機会に、三つの問いは一つの問いに還元されるとしています。それが「人間とは何であるか」です。こ […]

イマヌエル・カントについて その15

 さて、前回までカントの考える哲学による、理性の在り方等を紹介してきました。そんなカントの「純粋理性批判」は結局、どのように位置づけられるのでしょうか。カントは「批判」と名前がついた著書を三冊出しています。「純粋理性批判 […]

イマヌエル・カントについて その14

 前回に引き続き、理性に残された仕事は何か、を説明します。カントは第三アンチノミーを解決すれば自由の確保が出来ると考えました、この続きは、これから書く事です。人間の「理性」の営みは数学、物理、論理学など様々な領域があり、 […]