哲学カフェ

哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。

9月, 2014

アウグスティヌスについて その2

 前回の記事で司祭にもなった哲学者アウグスティヌスを紹介しましたが、彼の説いた哲学的な思想はキリスト教に深く結びつけた内容です。彼の思想では新プラトン主義の悪は存在せず、善が不完全なだけであるという考えから神は絶対的善で […]

アウグスティヌスについて その1

 前回の記事で「理想」と説いた哲学者「トマス・モア」を紹介しましたが、若い頃に奔放にしていた人もいます。それが本日から紹介する哲学者「アウグスティヌス」です。彼には記念日があり、また守護聖人として扱われる事もあります。で […]

トマス・モアについて その2

 前回の記事で紹介したトマス・モアですが、彼の代表作「ユートピア」は「理想郷」とも訳しますが、本書でトマス・モアが掲げた「社会」とは「完全社会」ですが、それは実現できないと言われています。また、誰もが平等な世界ではないと […]

トマス・モアについて その1

 九月に入って少しは涼しくなるかと期待したのですが、まだ暑い日が続いており、熱中症対策が必要そうです。そんな本日の哲学者はトマス・モアです。一見すると名前は可愛い響きですが、1478年から1535年に活躍したイギリスの哲 […]