哲学カフェ

哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。

9月, 2016

デモクリトスについて その2

 さて、哲学者であり「原子論の祖」と呼ばれたデモクリトスは、アトムを万物における究極の構成単位であると規定して、アルケーを求める問いに解答を出した人物として哲学史に名を残しています。彼は自らの倫理学で日常のしがらみや超常 […]

デモクリトスについて その1

 本日から紹介する哲学者はエピクロスの記事で二度ほど名前が出た「デモクリトス」です、生没年は紀元前460年頃から紀元前370年頃まで、ギリシアの北方にあたるトラキア地方のアブデラ出身の自然哲学者です。また、大の旅行好きだ […]

エンペドクレスについて その3

 本日で最後となるエンペドクレスは、万物は4つの物から出来ており、これが結合して、4つに分かれ、再び完全な結合状態になると説きました。そこから、世界は4つの時期に分かれながら永久に反復しているものであり、物質から薄い元素 […]

エンペドクレスについて その2

 「弁術論の祖」と称されたエンペドクレスの哲学では、プログでも紹介したパルメニデスの議論を基に、感情世界の多様化と変化を説明しようと試みた人々を「多元論者」と呼びますが、エンペドクレスは代表的な人物の一人なのです。彼はパ […]