哲学カフェ

哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。

3月, 2015

イマヌエル・カントについて その4

 前回の記事でカントが家庭教師から、ケーニヒスベルク大学で「私講師」として働く事になりました。この「私講師」は初めて聞く方も居るでしょうから、少し説明します。この肩書はドイツの高等教育機関で、教授職ではないですが教授資格 […]

イマヌエル・カントについて その3

 大学を出たカントですが、それから後は家庭教師として七年間を過ごします。元よりカントの家は裕福ではなく、母親は1737年頃に亡くなっており、その頃から既に生活は楽では無かったそうです。大学の頃から後輩の学生、主に法学生の […]

イマヌエル・カントについて その2

 三月も中旬になり、そろそろ本格的に暖かくなると思った矢先、気温の低下と雪がチラつき不安定な天気が続きました。それも落ち着いたと本日は前回の続き、「カント」の話です。八歳で入学したフリードリヒ学院で、ラテン語を中心に古典 […]

イマヌエル・カントについて その1

 本日から紹介する「カント」は1724年に東プロイセンの首都ケーニヒスベルク、現在のロシア領カリーニングラードに馬具、本にっては皮具とも言われていますが、その職人の四男として生まれました。哲学者としては「カント」が一般的 […]

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルについて その6

 先週はヘーゲルがナポレオンを「世界精神」だと言った話を書きましたが、この後に務めていた大学が閉鎖された彼は「バンベルク新聞」で編集者として数年に渡って働き、結婚します。そして1816年頃に「論理学」を出版して、ギムナジ […]