哲学カフェ

哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。

1月, 2015

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルについて その1

 前回の記事で紹介していた「アルトゥル・ショーペンハウアー」が自分の哲学を広める為に教鞭をとっていた大学時代にライバル視していたのが、今回から紹介する「ヘーゲル」です。本名は「ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲ […]

アルトゥル・ショーペンハウアーについて その4

 哲学者に限らず、後世まで名を残す人は趣味や好みも伝えられている事があります。ショーペンハウアーも、その一人で彼を紹介する上で欠かせないのが「犬」です。ショーペンハウアーの犬好きは当時から有名らしく、ヘーゲルとの人気対決 […]

アルトゥル・ショーペンハウアーについて その3

 今回で三度目となるショーペンハウアーですが、彼の代表的な著書「意志と表象としての世界」は四部構成となっております。そこで彼は「世界はわたしの表象であるという」と記しているそうです。これは「いかなる客観でも、自分で見る主 […]

アルトゥル・ショーペンハウアーについて その2

 さて、前回から紹介している少し長い名前のショーペンハウアーですが、彼が本格的に哲学に傾倒していくのは前回の記事で名前が出たゲッティンゲン大学に進んだ頃です。それまでも、彼は学問に興味を持っていましたが自然科学、歴史の他 […]