哲学カフェ

哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。

11月, 2014

トマス・ホッブズについて その1

 本日から紹介する哲学者「トマス・ホッブズ」は前回の「フランシス・ベーコン」と関わりのある人物です。彼はイングランド国教会の聖職者の子供として生まれて、オックスフォード大学を卒業した後は、イングランド貴族の一つ、代々キャ […]

フランシス・ベーコンについて その3

 前回では、ベーコンが出世する際に力を借りた人物を無下にした事で「人格的」には低評価を受けていると書きました。ですが、彼が残した「哲学」は高評価されています。それが「経験論」です。まず、彼の唱えた「哲学」では真理に辿り着 […]

フランシス・ベーコンについて その2

 前回から紹介しているイギリスの哲学者フランシス・ベーコンですが彼が出生したのは随分と年を取ってからです。ですが、彼は「近世哲学の開祖」と呼ばれる重要人物でもあります。彼は「過程が真理ならば、その結果も真理である」という […]

フランシス・ベーコンについて その1

 前回は「哲学者」より「科学者」のイメージが強い「ガリレオ・ガリレイ」を紹介しましたが、本日から紹介する「フランシス・ベーコン」は「哲学者」として有名な言葉を残した人物です。名前が「フランシス」なので、フランス人と思うで […]