21 05 2017
マキャヴェリの代表的な著書「君主論」については、前回少しだけ触れましたが、今回は彼の唱える「理想的な君主」について紹介していきます。彼は著作において「フォルトゥーナ(運命)」と「ヴィルトゥ(技量)」という考え方を用いて […]
13 05 2017
職を失った間に執筆した「君主論」にて評価を取り戻したマキャヴェリですが、そもそも「君主論」には具体的に何が書かれていたのか、これらを本日から紹介していきます。まず、君主論は全体で26章から構成される著作で、第1章では「 […]
5 05 2017
本日で3回目となるマキャヴェリは、先の記事で紹介した様に43歳という当時としても若い時に世俗から離れる事になりました。当時の生活に関する資料は手紙のみですが、元来の陽気な性格や人徳もあり、あまり苦労はなかったそうです。 […]
30 04 2017
哲学者でもあり、政治思想家でもあったニッコロ・マキャヴェリの思想に影響を与えたのが彼が実際に関わった外交です。外交官として国同士の衝突や海外へ何度も派遣された経験のあるマキャヴェリは、そこで見聞きした各国の為政者や古典 […]
20 04 2017
本日から紹介する哲学者「ニッコロ・マキャヴェリ」はイタリア、ルネサンス期の政治思想家であり、フィレンツェ共和国の外交官だった人物です。法律家の父親の元に生まれ、貧しくはないものの、裕福とも言えない中流階級でした。ですが […]
16 04 2017
今回で最後となるプロティノス、彼が提唱した「流出説」の続きですが、彼の考える世界とは「一者」と「ヌース」と「魂」の3つが叡智的世界であり、自然が感性的世界を構成していると考えたのです。更に、彼は人間にとって救いは「魂」 […]
9 04 2017
さて、前回から紹介している哲学者プロティノスですが、彼は世を去る際に「我々の内なる神的なものを、万有の内の神的なものへ帰すように、今私は努めているのだ」という内容を口にしたそうです。これも彼の唱える流出説であり、彼はプ […]
31 03 2017
本日から紹介するのは「ギリシア最後の哲学者」とも呼ばれる新プラトン学派の代表者プロティノスです、エジプトのリュコポリスに生まれ、現存する資料の一冊「プロティノス伝」によると「28歳の時に哲学への愛に燃え立った」とされ、 […]
26 03 2017
本日で最後となるフィチーノですが、彼は「理性」と「知性」を持つことにより、人間は「理性」で地上で正しい行いを行う事ができ、そして「知性」で追い求める真理と一つになる事が可能だ、という独自の思想を唱えました。そんな彼です […]
19 03 2017
フィチーノは自身で著作を翻訳する事でプラトン哲学に触れました、そこに、今までのキリスト教の考え方も加えて独自の哲学を生み出したのです。それが「人間の定義」です、前回の記事ではフィチーノが考えた「人間」と「動物」は「理性 […]