哲学カフェ

哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。

哲学

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルについて その2

 前回から紹介している哲学者の「ヘーゲル」ですが、病弱な子供時代を経て、南ドイツのルター派の政党神学のテュービンゲン神学校で教育を受けます。この頃に同じ哲学者となるシェリングに詩人のヘルダーリンと交流がありました。彼らは […]

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルについて その1

 前回の記事で紹介していた「アルトゥル・ショーペンハウアー」が自分の哲学を広める為に教鞭をとっていた大学時代にライバル視していたのが、今回から紹介する「ヘーゲル」です。本名は「ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲ […]

アルトゥル・ショーペンハウアーについて その4

 哲学者に限らず、後世まで名を残す人は趣味や好みも伝えられている事があります。ショーペンハウアーも、その一人で彼を紹介する上で欠かせないのが「犬」です。ショーペンハウアーの犬好きは当時から有名らしく、ヘーゲルとの人気対決 […]

アルトゥル・ショーペンハウアーについて その3

 今回で三度目となるショーペンハウアーですが、彼の代表的な著書「意志と表象としての世界」は四部構成となっております。そこで彼は「世界はわたしの表象であるという」と記しているそうです。これは「いかなる客観でも、自分で見る主 […]

アルトゥル・ショーペンハウアーについて その2

 さて、前回から紹介している少し長い名前のショーペンハウアーですが、彼が本格的に哲学に傾倒していくのは前回の記事で名前が出たゲッティンゲン大学に進んだ頃です。それまでも、彼は学問に興味を持っていましたが自然科学、歴史の他 […]

アルトゥル・ショーペンハウアーについて その1

 今年も残り数日となり、このブログにて沢山の哲学者を紹介してきました。今も著作が残っている偉人達です。そんな中で本日からニーチェやワーグナーに影響を与えたとされる哲学者を紹介します。彼の名前は「アルトゥル・ショーペンハウ […]

トマス・ホッブズについて その4

 前回から紹介しているトマス・ホッブズですが、心配性な他のも逸話があります。例えば、彼は哲学者フランシス・ベーコンの口述筆記をした事があると記事に書いた事がありますが、実はベーコンの「随想集」を読んで自分と同じ様な思想を […]

トマス・ホッブズについて その3

 さて、人間に対する見解で国を追われたホッブズですが、彼に関して面白い逸話が残っています。それが「歌」です。実はホッブズは心配性な一面があり、書籍が売れる前は上流階級の手伝いの一環として金銭を借りる為に多くの家を回ってい […]

トマス・ホッブズについて その2

 前回から紹介しているトマス・ホッブズですが、今回は彼の有名な著作「リヴァイアサン」に書かれた有名な言葉を紹介します。それが「万人による万人のための闘争」です、ホッブズは人間は誰でも自分の生命と幸福を維持しようとする、つ […]

トマス・ホッブズについて その1

 本日から紹介する哲学者「トマス・ホッブズ」は前回の「フランシス・ベーコン」と関わりのある人物です。彼はイングランド国教会の聖職者の子供として生まれて、オックスフォード大学を卒業した後は、イングランド貴族の一つ、代々キャ […]

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