哲学カフェ

哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。

ヘラクレイトスについて その1

 前回まで紹介していた哲学者アナクシメネスは現存する資料が少ない故に謎多き人でした、そんな謎繋がりで、今回から紹介するのはヘラクレイトスです。生没年はハッキリせず、紀元前540年頃から紀元前480年頃とされています、それでもギリシアの哲学者で王家出身という説は有力だそうです。また、非常に難解な思想家として知られており、貴族階級だったヘラクレイトスは世の中を厭う誇り高い性格として有名だったらしく、哲学においても孤高で独自の道を歩んだそうです。他にも民主制を嫌い、友人のヘルモドロスが民衆によって追放された事に怒り政治から手を引いたという逸話があるそうです。
 その後、アルテミス神殿で子供とサイコロ遊びをしていた時、その理由を聞いた人々に対して「お前たちと政治に関わるより、この方がマシだ」と言い放ったそうです。また、彼の著書と言われる「自然について」は資料と同じく現存せず、現在まで残された言葉は引用によって断片のみが伝えられているそうです。

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