哲学カフェ

哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。

ガリレオ・ガリレイについて その1

 十月も下旬近くなり、夜になると肌寒くなりました。この時期は運動に食欲、芸術に読書と「秋」を満喫する方法が数多くあります。読書の秋では是非とも今まで紹介した哲学者の著書を一読してほしいです。ただ、耳慣れないという理由で近寄りがたい人の為に今日から紹介する哲学者は有名人です。その名も「ガリレオ・ガリレイ」です。この人は科学者のイメージが一般的かもしれませんが、実は哲学者でもあるのです。彼はフィレンツェ出身の小貴族の家に生まれて、十七歳の時にピサ大学に入学して最初は医学を志します。もちろん、この時代も科学や天文学も存在したのですが、それ一本で食べていくのは困難でした。そんな彼の有名なエピソードが在学中に見つけた「振り子」とされています。
 その真偽は謎ですが、彼は様々な研究をしており、その中に彼の代名詞とも言える「地動説」があります。それにより、彼は当時の教会で「異端」とされたのです。そんな彼は「哲学は宇宙という偉大な書物の中にある」と唱えています。

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