哲学カフェ

哲学書を一つづつ取り上げて、それを時に独善的とも思われる解釈を試みながら、一見難しいものと思われる哲学書の解読を行うものです。

ソクラテスについて その4

さて、前回からブログではソクラテスを紹介していますが、今回は彼の妻「クサンティッペ」を紹介します。彼女に関しては弟子達が残した悪評が多く残っています。それが彼の名言を生んだとも言われています。例えば、彼女が激しく怒ってもソクラテスが動じなかったので、頭から水を浴びせた話があります。この時にソクラテスは「雷の後は雨はつきものだ」と言ったそうです。また、結婚に関する中でも特に有名なのは「悪い妻を持てば私のように哲学者になれる」という言葉です。また、この言葉に対して友人が別れる様に勧めると、この人とやっていけるなら他の誰とでもやっていけるという言葉もあるそうです。しかし、この記述が正しいかは分からないそうです。彼女の容姿についても大した記述はなく、その行動もソクラテスの死後に弟子達が残した書籍に記されている飲みなのです。ただ、歴史上でも有名な悪妻の夫が偉人だったのは割と多いそうです。なので、哲学者を生む言葉は、あながち間違ってないのかもしれません。

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