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「愛」の形

「愛」って・・・なに?

誰もが一度は直面する問題ではないでしょうか。

子供から大人へ、ステージを上がるとき。

今まで親という庇護のもと、当たり前のように無条件に、気付かないほど自然に注がれ続けてきた愛。

いつの間にか自我が芽生え、その「愛」の形が変化する瞬間、ふと疑問が湧き起こるのです。

「愛」って・・・なんだろう?

人の性格は10代で確立し、歳を重ねるごとに強化すると言われます。

その中で、自分が求める「愛」も、次第に形を変え、変化し続けます。

自分がいいと思う関わり方が、全ての人に同じように思われる事はありません。

もしも、自分が「愛されていない」と感じるのなら、それは自分が相手を「愛せていない」せいかもしれません。

口でどんなに「愛している」と言っても、心は目で見ることは出来ないし、触ることも出来ません。

どれほど望んでも、実態のないものの正体や本質を探ることは不可能なのです。

さらに厄介なことに「愛」の形は、人によって捉えかたが違います。

おのずと与え方や受け止め方にも違いが出てくるでしょう。

そのすれ違いが、純粋な「愛」の形を見えなくしてしまっているのです。

例えば・・・

  • 親が子に与える無条件の「愛」
  • ゲームを楽しむように手に入れる、気軽な「愛」
  • 相手の全部を支配したいという、歪んだ欲が交じった「愛」

どの「愛」を求めるかは、人それぞれです。

さらに、自分の求める「愛」が全てだと、相手の「愛」を染めることは出来ないのです。

与えられた「愛」をどう昇華するか、自分はどんな「愛」を相手に与えてあげられるか、それを探りながら深めていくのが「コミュニケーション」なのです。

あなたの「愛」の形は、どんな「愛」ですか・・・?